院長ブログ

口臭、実は気になってた...

歯科医院にいらっしゃってもなかなか言いづらいようですが、口臭のことが気になっている人はかなり多いです。その中には、自分ではそう思ってなかったが家族にちょっと言われたとか、消化器系が悪いせいで口や歯とは関係ないと思ってる人がたくさんいます。


まず、口臭の9割以上の原因は口の中、しかも細菌のせいです。もっと言ってしまうと歯周病とほぼ重なっています。

ちなみに消化器(主に胃)の臭いはゲップでもしない限り、筋肉で閉じているので出てきません。

ということは、口臭を気にしておられる方のほとんどは歯周病治療によって歯周病原菌をドーンと減らせれば、問題を解決できるということです。

歯周病治療じゃなくても、市販の洗口剤できれいにすれば良いと思っている方もまた多いです。
残念ながら洗口剤は万能ではありません。歯周病治療後、プラークコントロールの一助としては良いと思います。臭いは隠すのではなく、なくす様にしなければ意味がありません。
エチケットとしてだけでなく、健康を取り戻す意味で口臭治療=歯周病治療をお勧めします。

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フロス使用が歯周病予防に有効

デンタルフロスの有効性を示す記事があったので見てみましょう。

フロス使用が歯周病予防に有効
双生児研究で明らかに

[米国]  歯周病の原因菌の除去にフロスの使用が有効であることが,双生児を対象とした研究によって示された。ニューヨーク大学歯学部歯周病学のPatricia M. A.Corby氏らがJournal of Periodontology(JOP)[2008; 79(8):1426-1433]に発表した。

双生児51組でフロスの効果を検証
 Corby氏らは,12〜21歳の双生児51組を対象とした研究で,日常の口腔清掃にフロスを取り入れることにより,歯周病の原因となる口腔内の細箇数を減らすことができることを明らかにした。

 同研究では,2週間の試験期間中に双子のうちの1人は歯ブラシと歯磨剤を使用して清掃を行い,もう1人にはそれに加えてフロスを使用するよう指示した。2週間後,対象となった双生児について,歯周病に関連する口腔内の細菌数を測定した。その結果,フロスを使用しなかった被験者には,フロスを使用した被験者と比較して明らかに多量の歯周病間連菌が存在することが確認された。
 
こ の結果を受けて,JOP編集長のKenneth Korrnman氏は「実験に双生児を取り入れるというのは,臨床研究の結果を解釈するに当たって,誤差要因となる遺伝的形質や環境因子などの影響を排除 するのに有効な方法であると考えられる」と評価し、「今回の研究は,近似した遺伝的形質や生活習慣を有する双生児を比較することで,口腔衛生におけるフロスの重要性を明らかにしたものである」と解説した。
 
そのうえで,同氏は「今回の研究での違いはフロス使用の有無だけであり、その結果には明らかに違いが見られた。このことから,フロスを使用することは口腔内の悪玉細菌を減少させるのにたいへん有効であると考えられる」との見解を示した。

フロスの効果に科学的裏付け
 これまでにもフロスの有効性は指摘されてきたが,今回の双生児研究によって,その正当性が科学的に裏付けられた。フロスなどの補助的清掃用具を使用することで,通常の歯ブラシによる清掃だけでは行き届かない歯間部のプラークの除去が可能となる。
 
American Academy of Periodontology(AAP)会長のSusanKarabin氏は「フロスは面倒で,使っ
ても使わなくても効果に大した違いはないと考える患者もいる。しかし,今回の研究から,通常の口腔清掃にフロスを追加することは,歯周病原因菌の減少に極めて有効であること
が明らかになった」と述べ,「わずか2週間でこれだけの違いが確認されたのは特筆すべきことである。患者がこの結果を理解することで,より真剣にフロスに取り組むようになるだろう」との期待を示した。

双子で比べたらフロスが確かに良いって結果が出たということです。遺伝に関係なく有効ならフロスは誰にでも使う価値があるということですね。
市販の糸ヨウジからで結構だと思います、ぜひトライしてみてください。

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先入観は目を曇らせる

ある患者さまが以前、内科医に「天気が悪くなると神経痛の症状が重くなる」と話したところ、「気のせいでしょう」と一蹴されたそうです。
この方は数種類の多因子疾患自己免疫疾患なども患っており、健常者では感知できない気圧や湿度の変化を病状の変化で捉えているのではないでしょうか?


医師、歯科医師は悪気は無くてもこういういい方をしがちです。頭の中を柔軟にしておかないと相手を否定したくなるものです。このお話をうかがった時、いつも意識しないといけない点だとあらためて思いました。

実は歯周病も多因子疾患の代表例です。歯周病原菌のせいだけでなく、喫煙、肥満、口腔ケア、ストレス、糖尿病・・・いろいろな因子が絡み合っています。ストレスで免疫が機能低下したりするんですね。ということは、上司に説教食らったりしたら歯が疼くなんてこともあり得るわけです。

実際にはそう無い例を出しましたが、先入観を持っていると否定したくなるような話です。問診の時などは要注意ということになります。

このお話をして下さった患者さまには、大事なことを確認するきっかけを与えてくださり感謝しております。

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ホームページをリニューアルしました。

こんにちは。ヨシタケ歯科診療室の院長、近です。
この度ホームページをリニューアルいたしました。

今後このブログでクリニックの様子や日々考えていることなど、発信していきたいと思います。
よろしくお願いします。

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保育園の歯科検診

私が担当をしている保育園で秋の歯科検診を行いました。0歳から6歳まで100名ほどチェックいたしました。


これも時代なのでしょうか?むし歯の罹患の仕方も勝ち組と負け組に分かれていて中間があまりいません。
どういうことかというと、勝ち組の子はむし歯のないか、あってもせいぜい1〜2本なのに対して、負け組の子は6、7本からそれ以上むし歯があります。

乳歯は合計20本ありますが、ほぼ全てむし歯の子もいて悲しくなりました。
少子化が進み、一人っ子が増え、母親の目がよく届いている子が増えた反面、子供に無関心な親も増えたように思います。

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現状を改善するにはまずは教育ということで、4歳児クラスでに歯ブラシ指導を行いました。
飽きさせないように時々手を挙げさせたりながら20分ほど行いましたが、このくらいが限界でした。
慣れぬこととはいえ、子供に教えることの難しさを実感しました。

動揺の機会はこれからも訪れるはずなので、工夫をしていきたいですね。

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3歳児検診 〜悪習癖〜

江東区城東保健所にて、3歳児検診の手伝いをしてきました。

内科や耳鼻咽喉科などいっぺんに検診できる江東区の制度で、歯科部門をもう一人の先生と分担して行いました。

このような制度を利用するお母さんは、どちらかというと健康に対して関心が高い方が多いのでお子様の口腔内の状態も上々の子がほとんどです。
ただし今回少し気になったのは指しゃぶりや唇を噛む癖などの悪習癖がやや多いかなということでした。

今後も改善されないと、歯列不正、口呼吸、ドライマウス、甲状腺機能障害などが懸念されます。
軽視することなく、悪習癖はなくす方向への努力をし、それでも難しい場合には歯科医院で相談なさって下さい。
年齢と症状にマッチしたアドバイスや治療を受けることができます。

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