審美歯科
当院での審美歯科治療

輝く美しい笑顔のために、白い歯を希望される方のための分野を総称して審美歯科といいます。古来より「明眸皓歯」(明るい瞳と白い歯)は美人の条件とされてきました。現在もこれからも審美歯科は進化を続けて行くものと考えます。
当院では「患者さまの肉体的精神的侵襲をできる限り小さくする」をモットーの一つに掲げておりますので、これに則った形で審美歯科を提供させていただいております。
美しい口もとは歯の白さだけで決まるものではありません。健康的に引き締まってピンク色の歯肉、歯並び、左右のバランス、歯の形態、着色物・沈着物、歯垢、歯石、汚れなど様々なポイントがあります。歯を真っ白く被せて、色も形も抜群だったとしても歯肉が赤くぷよぷよで出血していては美しい口もととは感じられないと考えます。
皆様にはぜひ健康の上に美しさがあることをご理解いただき、「健康美」を目指していただきたいと願っております。
オフィスクリーニング・ポリッシィング

白い歯を求めておいでになる患者さまには、まずはクリーニングからというお話をさせていただいております。本格的なホワイトニングの下準備と考えていただいてもいいでしょう。
歯面の清掃を機械的に行います。これにより歯垢=バイオフィルムが破壊、除去され、歯面の着色がない状態になります。歯自体の変色は改善しませんが、歯の表面に付着している沈着・着色物は全て取り除きます。
クリーニングは回転するブラシや柔らかいラバーカップ、ラバーチップと洗浄剤を用います。クリーニングが終了後、最後につや出しの研磨を滑らかな研磨剤を用いて行います。
この時点で満足される方やクリーニングとポリッシィングのみを毎月うけていらっしゃる方もおいでです。
スケーリング(歯石除去)
歯肉縁上の歯石は審美的な問題としても、歯周病の問題としても除去することが不可欠です。健康な歯肉を取り戻すことは歯肉の色、形態、歯面清掃性の向上、沈着・着色の抑止など審美に直結した有利な点がたくさんあります。毎日の過度に負担とならない程度のホームケアで美しさをキープしたいと思いませんか?審美歯科への足固めとして歯肉にも注目し、歯周病の治療を考慮してみてはいかがでしょうか。
歯と歯肉の境界あたりにやや黒っぽいものがついているようなら、それは歯石の可能性が高いです。スケーリングはそのような歯肉縁上の歯石を除去していきます。超音波振動させたチップで歯石を破砕し、歯面に付着している歯石をそぎ落として滑沢な状態にします。境界部付近の歯垢=バイオフィルムも破壊、除去されますので軽度の歯周病ではこれだけで歯肉の健康が取り戻せることもあります。
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ホワイトニング
当院ではホワイトコートというマニキュアタイプのホワイトニングを採用しております。
一般的なホワイトニングはホームホワイトニング、オフィスホワイトニングともにブリーチング(漂白)です。薬品で色素を脱色するので、毛髪の脱色と同様に歯にダメージを与えることがあります。また、満足な結果に仕上がらなかったとしても元に戻すのは不可能です。
ホワイトコートならマニキュアタイプでしかもフッ素配合なので歯にやさしいホワイトニングということができます。削らない、傷つけない、ダメージなし、刺激の強い薬剤は使いませんし、痛みもありません。いつでも剥がして元に戻すことができます。ホワイトコートの材料は虫歯の治療に使う樹脂と同等で安全です。
ただし、マニキュアタイプですので長期間の使用には向いていません。標準的には1〜3ヶ月です。また、噛み合わせによっては施術できない部位があり、事前のチェックが必要です。
ブライダルの記念や写真撮影、リクルートや面接、パーティーなど一時的にでも白い歯が必要な方にお勧めです。ブリーチング前の印象の確認やクラウン・ブリッジでの最終物作製前の色試験などにも1本から施術できますので気軽に試すことができます。
| 【ホワイトコート 術前】 | 【ホワイトコート 術後】 |
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| 60代女性 両側の小さい前歯がどうしても気に なるそうでした |
口もとが明るくなったと喜んでおられ ました |
セラミックス
セラミックスは審美的材料の一つです。原材料を焼き固めて焼成した陶磁器のようなものと考えてよいでしょう。発色、艶などが天然の歯に近い再現性があります。強度はありますが脆い特性があり、衝撃的で集中的な力に対して割れたり亀裂を生じたりすることがあります。


メタルボンドセラミックスクラウン

審美的材料を使った被覆冠(クラウン)です。セラミックスの脆さをカバーするために金属冠にセラミックスを盛りつけた後焼成しています。前歯部、臼歯部共に適応可能ですが、歯並びや噛み合わせなどにより適応不可の場合があります。セラミックスの発色は天然歯に近いものが作成可能です。
セラミックスインレー

審美材料を使ったインレー修復です。コンポジットレジン充填では強度的に適応にならないが、審美的な治療が必要な臼歯に適応されます。臼歯部には噛む力が常に働きますので、破損しない形態となるかがポイントです。むし歯等による欠損の大きさや噛み合わせなどにより適応不可の場合があります。
おまけ
近年審美的な材料(歯の色に似た白い材料=セラミックス、ハイブリッド・・・)に注目が集中しています。確かに前歯部には良い材料ですし、さらなる進歩も期待しています。しかし、臼歯部(奥歯)に対しては現在だからこそ「金合金=金歯」に着目しています。
金の最大の特徴はその安定性です。非常に厳しい環境である口腔内において、変性、変質、変色せず、錆びず、腐食することなく機能し続けます。歯肉に対する親和性(なじみ)もよく、アレルギー反応を起こす頻度は極端に低く、適度な柔らかさがあるため噛み合わせの歯を傷つけることもなく、また展性(のびる)があるため経年的な噛み合わせの変化にも自然に対応します。細菌の付着に抵抗性を持ち、清掃性にすぐれ、形態付与が比較的容易で加工がしやすいなど数々の利点があるため、エジプト文明の頃から歯の治療に使われてきました。
欠点としては高価なこととその独特の金属色です。価格としては審美的材料を使用した場合と極端な差はないので無視できると考えると、特に色さえ気にならなければ大変優れた材料です。

特に被覆冠(クラウン)の場合には審美的材料はその強度を確保するために十分な厚みが必要です。当然、対象となる歯の削除量は多くなります。金合金はその点でも薄くて問題ありませんから歯質の削除量は少なくてすみます。
ミニマルインターベンションの観点からも有利な金合金は見直されてしかるべきだと考えていますが、意識として浸透していくのには時間が掛かる気もしています。
| ゴールドインレー処置前 | ゴールドインレー処置後 |
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